歩き遍路友の会(東海) |
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宗教には日常化された面と、非日常的な面とがある。
しかし本来宗教というものは,人間が日常から超脱しようとする働きである。
伊勢詣でや金比羅参,西国巡礼や四国遍路にもとめたのは,
非日常を求めるという宗教的行動の一つであった。
五来重(ごらいしげる)著「遊行と巡礼 第一章歩く宗教」 より
日本人を四国遍路に促すものは,
空海の時代も今の時代も変わっていないのではないか,
と私は考えるのである。
今の遍路は弘法大師の御跡を慕って歩くのだという。
これに対して私の発想は、
弘法大師空海は何の跡を慕い、
何に促されて四国遍路を歩いたのかということである。
五来重著「遊行と巡礼 第四章四国遍路と辺路信仰」 より
我等が修行せしやうは
忍辱(にんにく)袈裟(けさ)をば肩に掛け
又笈(おひ)を及ひ
衣はいつとなくしはたれて
四国の辺路(へぢ)をぞ常に踏む
平安時代末期に編まれた歌謡集「梁塵秘抄」より 『四国遍路についての歌』
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